2013年 4月


 

4月13日(日)




作業性のため、フロントウインドウは最後に取り付ける事にしていたが、実はこれが床のサビ落としの次に大変な
作業となってしまった!
ボディ修正時、フロントウインドウ周りのパネルも交換したが、若干上下の開口部が小さめに出来てしまっていて、
ガラスサイズのバラつきにより、付くものと付かないものがあるらしい。
イギリスで購入したガラスは、小さめでちゃんと収まっていたが、保管時の不注意で割ってしまった...涙
オリジナルではない当時物の中古ガラスは持っているが、これは強化ガラスなので、
安全性からやはり合わせガラスにしたいところ。
と、主治医のタートルトレーディングさんに相談したところ、出てきました『XXX』のロゴ付き
の合わせガラスが! 二つ返事でめでたく購入!
さぁ、取り付けだ!
まず、ボディとガラスのあいだを取り持つラバーシールを車体に取り付け、下側からガラスをはめ込んでいく。 が、上側がどうしても入らない。
このXXXのガラス、若干大きいようだ。
  
多少ゴムを押しながらハマるハズのガラス、
無理にこじったらゴムが破れちゃいました...涙
やっぱりボディとガラスの隙間が少ないのか...
ボディとガラスの隙間を確認するため、ちぎれたゴムを使って確認。
上下の隙間だけでなくコーナー部のRも違う。これではハメるの厳しいなぁ。
で、この隙を広げるには、どちらかを削らなければならないのだが。
で、リスクの少ないボディ側をグラインダーで削る!
室内が完成しているのに、こんな大手術をやるのは危険だが、仕方がない。
削って、サビ処理して、乾かして、ハメてみて、また外して、削って...
何度か繰り返し、やっとハマった!
といってもまだ仮ハメ状態。
ガラスが外れないように、メッキモールをこのゴムの切れ目にはめ込んでいくのだ。
これが、ゴムの切れ目を開いてモールをはめ込む専用工具。 
このモールによってゴムがしっかりとガラスを押さえ込むのだ。
ぐるっと一周、モールを挿入して、やっとのことガラスが取り付いた。
ちなみにこのゴムのモール、幅が2種類ある。 最近のモデルは、より防水効果がある
幅広タイプに改善されている。
うちの車には、もちろん当時と同じ幅の狭いほうだ。
ガラスにプリントされている XXX と Triplex のロゴ!
そして、MADE IN ENGLAND !! 
さらにこのガラス、いまよくある緑がかったものではなく、クリアタイプ。
これだけで、街の自動車ガラス屋さん(元ミニ乗り)も珍しがってました。
無事ガラスが入ったので、その周辺部品を取り付け!
外側には小さなステンレスのワイパー。当時物のRainbow。
古いミニは、右ハンドルでも右側がパークポジションとなる。
この拭き取り面積では、今の法規通らないのでは?
室内側に取り付くサンバイザー。
こちレも当時物を手に入れてあるので楽勝!と思っていたら、ブラケットの形状が
異なっている! 調べると、極初期はブラケットがL字に曲がっているぞ!
でもオリジナルは、サビでメッキが剥がれているので、再メッキに出そう。
ブラケットは違うが、とりあえずサンバイザーをつけてみる。
構造はいたってシンプル、ボール紙をビニールでくるんでいて、真ん中のヒンジでパタパタ
させるだけ。
色は天井と同じライトグレーだ。
最後は、バックミラー。こちらもオリジナルで、板の鏡をブラケットで挟んだだけの
シンプルなもの。 
当然、夜間の防眩機能などなく、その変わり色が若干暗く映るようになっている。
正直、幅も狭く、暗くてよく見えない...
最後の大物、フロントガラスが入って、ほっと一安心。
これで、あとは小物をつけて完了!あとちょっとだ。
それでは、また!
 

      


作成者:マロンパパ