2013年 3月
さて、レストア作業も大詰め、今日は細かいことをまとめて紹介。 まずはホーン。接触不具合なのか、鳴ったり鳴らなかったり。 早速分解して中をチェック。 ホーンといえど、要は電磁石のON/OFFで鉄板を振動させ、それを増幅して音を出す。 その振動を作るスイッチ接点と電磁石、鉄板の位置を調整し、きちんと振動するようにすると きちんと鳴るようになりました!半世紀前のホーンの復活完了だ。 |
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お次は、サブメーター用の照明。 年代物のデュアルメーター、照明がついていない。 夜間走行時に水温や油圧が確認できないと、やはり不安なので、どうやって照明を 付けるか、悩みの種だった。で、見つけてしまいました、ミニのラリー車に使われていた、 メーターパネル用の照明! リプロ品だけど、丁度良さそうなので早速購入! |
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取り付け方法は、照らしたいメータ横に立てて取り付けるだけ。 先端にある切れ目から、麦球のような小さなバルブのあかりがメータを照らすのだ。 まるで、夜道を照らす街灯のようだ。 |
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周囲を暗くして点灯させてみると、限られた必要最低限の範囲をポワッと照らして、 とっても良い雰囲気! ちょっと暗めだけど、夜間で情報を得るには十分な光だ。 |
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となりのタコメータとセンターメータとのスリーショット。 超アナログな、電球色の照明、雰囲気抜群! 照射範囲も小さなメーターを照らすには十分で、直接目に入ることもない。 夜間ドライブが楽しみだ! |
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3つ目のアイテムは、リバースランプスイッチ。 モノグサなので、バック時にいちいち手動 でランプスイッチを入れるのは無理なので、やはりスイッチを組むことにした。 スイッチは、ミッションケース前面にあるプランジャー部に連結させる。 このプランジャーとスイッチの間に小さなロッドを入れるのだが、適当なボルトをスイッチの 作動を確認しながら長さを調整して使用。 |
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ここがリバースのプランジャーがあるところ。 このプランジャー、Hパターンのシフトレバーをリバースに入れる際に引っ掛かりを作り、 誤作動を避けるためのもの。 この引っ掛かりを作る時、プランジャーが2〜3mm押し上げられる。 この動きをロッドを かえして、プッシュ式のスイッチをONさせるのだ。 |
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スイッチをプランジャーナットの代わりにねじ込んで取り付ける。 どう見ても、防水タイプに見えないので、シリコンコーキングをたっぷり塗っておいた。 前にも書いたが、このスイッチはオイルクーラーの配管と干渉するので、今は公道デビュー を優先し、オイルクーラーを外した。 オイルクーラー取り付けは、今後の課題だな。 |
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配線をつなげて、ランプの点灯確認、BMC純正の丸いランプが問題なく点灯した。 普通の21Wのバルブでも、十分に明るい! さらに、これでバックモニターが付けられるぞ!? |
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一緒にスモールも点けてみた。 ポワ〜ンとした明かりがいいねぇ。 この車には、LEDなど似合わないね。 |
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ちょこっとエンジンをかけてみる。 まだ馬に乗った状態だが、クラッチやミッションのつながりを見るためだ。 こちらは特に問題はないようだぞ。 と思ったら、マフラーのすぐ近くにあった白い布が、ススで真っ黒! 触媒がついていないし、クリーンとは程遠い... |
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4つ目は、ウォッシャー機能。 すでにウォッシャーボトルとポンプは取り付けてあるが、 これを機能させるには、2つのワンウェイバルブをパイプ中に2個付けなければならない。 というのも、室内についているポンプは出入り口が2個付いているが、単純にピストンが 入っているだけ。 この2個の出入口を入口と出口にしなければ、タンクからの吸い上げと ノズルから噴射ができないのだ。 |
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ミニ屋さんで買ったワンウェイバルブ(写真左)は、電動ポンプ用なのか、手動のポンプの 圧力ではバルブを開けることができない。 何か良い手はないか?とホームセンターで物色、 金魚用のエアポンプ用のバルブを発見(写真右)! 停電とかでとかでポンプが止まった 時に、水が逆流しないようにするバルブなので、ウォッシャー液にも耐えるだろう! 早速取り付けてみると...ピュっと出てきました! |
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5つ目、ボディのモールの取り付け。 といっても、ボディの溶接部に嵌め込んでいくだけ。 この年代のミニには、段差がついている『デラックス』タイプではなく、シンプルなU字の 『スタンダード』が使われているのだ。 後ろ半分の木枠部分には付けないので、使用するのは2/3位だ。 |
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どんどん行くぞ! ドアポケットのモールをはめ込む。 オリジナルは、両端をタッピングビスで留めているが、いま手に入るリプロダクションの モールはクリップでただ押し込むだけ。 淵がキラリと光ると、引き締まるなぁ。 |
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エステートのリアポケットに付けるモールはすでに絶版。 オリジナルは傷とひび割れで 哀れな状態... 普通のサルーンミニ用では短すぎる... しょうがないので、余ったボディーモールをはめ込んだら、丁度いい具合だ! |
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室内のシメは、ステアリング! いままで暫定に付けていたユースド品を外し、当時物新品 を装着!ツルツルピカピカのステアリング、美しすぎる! ホーンプッシュ部のベースは、オリジナルをプラスチッククリーナーで磨いて使用。 真ん中のMのモチーフは、残念ながらリプロ品。 オリジナルは色あせてしまったので... |
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今日の最後の作業は、フロント周り。 以前仮止めしたグリルを本付け。本来はすべてタッピングスクリューで留めるのだが、 一部をボルトとナットにして、ボンネットを開けないと外れないようにしておいた。 ワイヤー式のボンネットロックとあわせて、盗難防止処置だ。 イタズラしないでね。 バンパーをつけて完了! |
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ということで、 内外装、ほぼ終了! 完成まで秒読みだ。 が、最後の最後に難題が待っているとは、この時はまだ知る由もない... それでは、また! |
作成者:マロンパパ