2013年 1月


 

1月12日(土)




さて、今日はステアリングコラムのリビルト。 といっても、以前コラムケースとシャフトを
POR15、ケース内部は錆止め剤で処理してあったので、今回ばらしてもとくに問題は
見られなかった。 なので、リビルトはブッシュの交換だけだ。
上側のブッシュは、極初期はフェルトのはずだが、入っていたのはプラスチック製。
この切り替え時期は不明なので、これがオリジナルだったのかな?
まぁ、どっちにしろかなり摩耗してたので、新品にしておこう。
交換は簡単。古いブッシュをドライバーでこじって外し、新しいものを押し込むだけ。

下側は、ちゃんと(?)フェルト製。
でも、すでにペッタンコ!なのでこちらも交換。
新品は厚みもあり、柔らかいので、少しづづ入れていかなくてはならず、結構難しい。
上下のブッシュが新品になったら、多少フリクションが増えたような感じで、回転が重く
なったが、新品の渋さ、ということだろう。
これは、分解時に外した、回転するシャフトにつながるホーンへの配線部分。
ホーンボタンにつながる配線がついた2分割のプラスチック部品を、絶縁体として間に挟み、
リングを固定する。
この部品は、さらっとクリーニングして、シャフトに組み付けるだけ。 
ウインカーレバーユニットから出ている接点が、シャフトに取り付けたリングに接触、先端
まで導通し、ホーンボタンが押された時に、このラインがアースに落ちるような仕組み。
シンプルで合理的なデザインだ。

これで、コラムのリビルトは完了。
次は前にも出てきたサブメータの取り付けだ! シンプルな車ゆえ、必要最低限の大小1個
づつのメーターを控えめにどう収めるか?悩みに悩んだ結果、タートルトレーディングさんの
シンプルなアルミメータパネルを使用することに。
このパネル、ステアリングラックの取り付けボルトを利用して取り付けるブラケットと組み
合わせて、目の前の空きスペースに簡単に取り付けられるスグレモノ!
でも、オリジナルのアルミパネルはレーシー過ぎて、この車には合わないため、メーター
カウルやインストパネルと同じオールドイングリッシュホワイトに塗装してもらった。
優しい色でコーディネートすることで、雰囲気を壊さず必要な情報を手に入れることが
できたぞ!
改めて、取り付けたメーター。
右はイギリスのオートジャンブルで見つけた、当時物の水温と油圧のデュアルタイプ。 
当時のままで、とりあえずは動いているが、精度が出ているかどうか...
まぁ、単位も異なるし、これから実績を積んでいこう。
タコメーターは前出のとおりのクロノ風もの。 うん、いいねぇ〜。
お次のインパネコントロールアイテムは、BMCのオフィシャルオプションのボンネットロック。
古いミニのボンネットは鍵がないため、オプションで発売になっていたもので、室内からロック
を解除するようにするものだ。
今の車には、普通に付いているものも、当時はオプションだったんだなぁ。
その解除レバーは、説明書どおり、ステアリングラックステーから約3mm右横に取り付け。
ボンネットの「B」だけが書かれた丸いシンプルなプルレバーだ。
もう一つは、ないと不便なハザードランプ。
もともとは緊急用なハザード、今はちょっとしたお礼など、使用頻度が多いので追加したのだ。
取付場所は特に決まった所はない様だが、使い勝手からインパネ下の運転席寄りにした。
ヒーターボックスと干渉しなければいいのだが...
使用したのは、おなじみルーカスの古いタイプ。
スイッチの後ろにリレーが付いている一体式のもの。
ノブ全体が赤いのが特徴だ。
ということで、 今週末の作業は終了。
ヒーターボックスの他は着々と進んでいるが、コイツがでかいので、早く処理しないと...
まぁ、急ぐ仕事ではないので、コツコツと
頑張っていこう!
それでは、また!
 

      


作成者:マロンパパ 1