2012年 12月


 

12月23日(日)




前回、インナータンクをつけたので、これからはインテリアだ!
とその前に、ついに手に入れました、当時物のプラグキャップ!それも、未使用の新品!
センターのポッチが特徴のこのキャップ、今まで使っていたキャップと同じCHAMPION製、
そのポッチの周りに控えめにCHAMPIONのロゴが書かれている。
使われているターミナルは前と同じものなので、前のプラグキャップ本体からターミナル
付きのリードを引っこ抜いて、新しいキャップに差し替えるだけで、あっという間に完了。
これで、見た目がまた一歩オリジナルに近づいたぞ!
さて、本題のインテリア。 イギリス時代のダイアリーに書いたとおり、うちのインテリアは
クラッシックカー用インテリアで有名なニュートンコマーシャル製。
前回取り付けたインナータンク用のカバーは、うちの仔のオリジナルを元に製作された特注品。
そのオリジナルカバーは、状態が良いとは言えなかったため、そのまま贈呈したのだ。
もし、このカバーを特注する人がいたら、うちの仔のDNAが受け継がれることだろう...
反対側は、フラットなスパニッシュブルーのパネルのみ。
アウタータンクの仔は、このパネルにタンクキャップのための逃げがあるが、こっちはツルッと
したパネル。 
この隙間に多少のテンションではめ込むだけだ。
ちなみに、イギリスではこのような内装パネルをCARD(カード)と呼んでます。
リアサイドのボディパネルは、永い歳月の傷みと過去の事故の中途半端な修正のため、
今回大幅に修復されたので、その結果、インテリアパネルはそのままではハマらなかった。
しょうがないので、干渉部分を加工することに。 表皮であるビニールレザーをはがし、
カッターとハサミでボードの干渉部分を切り取って、表皮を戻せば完成!
無事取り付きました、サイドのパネル。
このパネル、横に8本スジが入ったタイプで、フロントドアと同じデザインだ。
ポケット内にも同じレザー素材で作られたパネルを装着。
前方には灰皿もつく。
その灰皿、極初期のミニには、角ばった穴のあいたタイプが使われていた。
写真手前が通常のタイプで奥が極初期のもの。
まぁ、大した差ではないですが...
こちらはリアガラス周りに付くパネル。
しかし、10年の歳月により、中のスポンジが腐って、へっこんでる...
仕方がないので、こちらもレストアしなきゃ!
中を開けてみると。。。 溶けてました、スポンジが。
ベタ〜として、弾力なんて全くなし。
薄いスポンジを入れて、元に戻しておく。
下がレストアしたパネル!ふっくらしました。
こんなパネルまでレストアするなんて...
お次はヘッドライニング、天井だ。
トラベラーのライニングは2分割のはめ込みタイプ。
こちらは前側。
この時代のライニングは、ペールグレーという薄いグレーだ。
残念ながら、色が変色し、穴があいているので、貼替えだ。
こちらはリア側の裏面。
フレームに布が貼り付けてある、独立したものだ。
こちらも、破れているので貼替え。
古いライニングをはがし、フレームだけをボディに仮組みして、取り付け状態の確認。
屋根裏に直接貼ったり、複雑な形に整形されたものとは違って、クラシカルだなぁ。
サビをざっくり落とし、錆止めスプレーを塗ってライニングの貼り付けだ。
そしてこれが新しいライニング。 
これもニュートンコマーシャル製だが、10年前に購入して折り畳んだままだったので、折り
シワがビッチリ付いてしまってる。
ちゃんと伸びてくれるだろうか...
フレームは、シナってボディにハマるため、フニャフニャしてライニングを均一に貼るのが
すごく難しい...
真ん中のフレームに取り付けるのは、なんとホチキス! 業務用の大きなものだが、
そんなものうちにはないので、普通の事務用のもので代用。端はボンドとクリップで固定。
でも、元の通り、ピンと張った状態になかなならない。
貼って取り付けては外して貼り直し、を数回繰り返して、なんとか許せる程度に貼ることが
できた!

あとは、自然に縮んで均等に張ってくれるのを待つとしよう。
そして仕上げはルームランプの取り付け。
黒いスライドスイッチが、初期タイプの証だ!
リアドア周りにもグレーパネルを取り付ける。
これらは丸見えのネジ留めが標準。 
ここ以外のトリムはクリップやはめ込みでスマートに処理されているんですけどね。
まぁ、これも味があるということで、今日はここまで。
ということで、 今回、ヘッドライニングという大物を取り付けたので、今後はリアサイドウインドウやリアシート、
カーペットとインテリアモノが順番待ちしている!
しばらくはインテリアの組み付けが続くなぁ。
まぁ、時々気分転換に別のこともやりましょ。
それでは!また!
 

      


作成者:マロンパパ