2012年 10月


 

10月6日(土)




さぁ、これからは、ウッディーと呼ばる所以の木枠の取り付けだ! 
モーリスミニトラベラーの前身であるモーリスマイナートラベラーは、ボディの骨格に
本当の木材を使っていたが、ミニトラベラー(カントリーマンもいっしょね)は、単に飾り。
木枠がなくても、車として成り立っている。
でも、やっぱりこの木枠が、よりクラッシックな雰囲気を醸し出しているんだよねぇ。
とりあえず、仮止めして、ボディとの隙間を確認してみた。
しかし、切った貼ったしたしたウチの仔のボディーラインに、10年前に購入した多少歪んだ
木枠がフィットするハズもなく、この木枠を修正する必要がある。
まずは、一番後ろのたての木枠を修正。
これが一番大きく、複数の面が重なるキーとなる部位だ。
案の定、あちこちで隙間が出来ている。
ボディの面を直すのは、塗装済みなので無理なので、木枠のウラ面を整えるしかない。
うちにあったヤスリとカンナでボディの面に合わせて削っていく。
さぁ、今日から大工さんだ!
本当は電動かエアのサンダーで一気に削りたいところだが、手作業でもなんとかなるだろうと
始めて見たものの、まぁ大変!
涼しくなったガレージで大汗をかき、筋肉痛と戦い、終いにはかんなを持つ手にマメを作り
ながら格闘すること数時間、なんとか隙間を均一にすることができた。
後部の下には、小さいバンパーがつくのだが、ここも干渉するので、ざっくり削った。
このコーナーの木枠の位置決めは、ボディとの隙も重要だが、テールランプを取り付ける
穴と合わせなければならない。

これらの修正で、カンナくずの山が出来つつある...
前側の木枠もボディに合わせるように削って、あとは横の木枠。
ここでの問題は、やはりホイールアーチ部分。
タートルトレーディングさんで変な膨らみは修正してもらったが、やはり木枠と合わない。
ここも木枠修正をたっぷり行って、なんとか完成! と思ったら、アーチてっぺんから上に
伸びる木の長さが足りない! 同じ材質の木を用意して継ぎ足さなければ...
と、大工仕事が行き詰まったところに、タートルトレーディングさんから大荷物が届いた!
まるで新品のようにピカピカになった、オールドイングリッシュホワイトのホイールと
クラッシクなパターンのタイヤだ。
このホイール、タートルトレーディングの店長さんが自らサンドブラストしてくれたとのこと。
忙しい中、本当にありがとうございました!
タイヤは、DUNLOP SP AQUAJET という、今でもイギリスで作られているクラッシック
パターンのもの。 サイズは、145SRの10インチだ。
オリジナルのDUNLOPにこだわり、細身のクラシカルなタイヤとなると、これしかない!
早く履きたい気持ちを抑え、とっととボディワークを完成させねば。

まだま始まったばかりの木枠作業、今日はここまで。
これから反対側と後面の修正、ボディの穴あけと塗装、まだまやることがあるけど、少しずつ前進しているぞ!

それでは!また!
 

      


作成者:マロンパパ