2012年 8月


 

8月21日(火)

今日はまず点火系。
プラグケーブルは、古いCHAMPIONのデッドストックキャップを使って組み立てる。
初期は、真ん中に丸い突起があるタイプらしいが、なかなか見つからないので、その後に
使われていたこのタイプを使用することにしたのだ。
構成はとてもシンプル、キャップと端子、防水ゴムとケーブルだ。
組み立ても簡単。
端子のピン部をプラグコードの芯線部に刺し、爪部でケーブルをかみ込む。
そして、それをキャップに押し込んで、防水ゴムを被せて出来上がり。
これを4本作っておく。
コードの反対側は、サイド出しのデスビキャップにネジ留め。
その前に、雨水の侵入を防ぐためのブーツにケーブルを通しておく。
センターのケーブルは、イグニッションコイルに繋ぐ。
コイルは純正ではないが、当時のLUCASのステッカーを貼って、それらしい雰囲気に。
取り付け位置は、フレッシュエアーのヒーター使用時の指定場所である、ダイナモの上だ。
キャップを取り付けてみる。
クラシカルな装いが、いい感じだ!


お次は排気系、マフラーだ。
入手してあるのは、長モノ用の1本物のマフラー。
純正ではなくアフターマーケット品のようだが、かなり古いもの。
所々塗装が剥げて錆びているので、この塗装を剥がし、サビを取ってからペイントしよう!
塗装をはがすためペイントリムーバーを塗ってみるが、錆びた所はペイントがフニャフニャに
なってきたが、古い塗装はそう簡単に剥がれない。
どうせ、サビ部を削り落とさなくてはならないので、塗装ごと、ディスクグラインダーで削る!
ハイ、ステンレスのバフ掛けマフラーの出来上がり!
なんてね、スチールのマフラー、ピカピカに削られました。
さて、仕上げの塗装だが、古いマフラーと同じライトグレーの耐熱塗料を探すも見つからず。
仕方がないので、シルバーで我慢。
それでも、見た目は新品同様になったぞ!
取り付けは、純正と同じ3箇所のブラケットによる固定とエキマニとの接続のみ。
ただ、昨今の環境問題から、触媒は付けたいなぁ...
もうひとつ、今度は燃料系。
以前、リアの配線の取り回しを書いたが、その後、色々と調べてみると、どうやらインナー
タンクのモデルは、外タンクのモデルと異なっていた!
フロントからBピラーまでは一緒だが、床まで降りず、リア窓の下を通って後方へ。

そして、リアタイヤハウス上部で、燃料ポンプと燃料計の配線が分岐されていた。
同様になるよう、配線を改造だ!
だが、編みこんでいる配線を抜くのは一苦労。
数時間の格闘の末、なんとか引っこ抜けた。
そして、布テープでくるくる巻きにしておくと、それらしく見える!
ポンプの配線は、床下から外へ出しておく。
燃料ポンプは床下に搭載。ちょっとあとのモデルと同じSUタイプだが、なぜかINとOUTが逆。
仕方がないので、銅パイプをくねくねさせて、なんとか接続。
エンジンへの配管は、床下を這わせて前方へ。エンジンルーム後方まで引き回しておく。
ポンプの電源は、室内から引き出した配線をつなげて完了!
銅パイプの端とキャブレーターまでは、メッシュホースでつなぐのだが、タンクやパイプ内の
ゴミを取るため、ガラス製のフィルターを追加しておいた。
ホースバンドは、もちろんABA製。昔乗ってたスーパーセブンでは、燃料漏れが3回も。
いずれもバンドの不具合か緩みからだったため、しっかりとしたものを使おう。
ということで、今日の作業はここまで。
エンジン始動まで、あと少し!なんとか夏休み中に間に合うか?

それでは!
 

      


作成者:マロンパパ