2012年 7月


 

7月8日(日)

今日も、引き続きハーネス関連。
まず始めにヘッドランプの配線を取り付けるため、ヘッドランプボウルを取り付ける。
オリジナルは鉄製だが、タイヤが巻き上げた泥水をモロに浴びるこのボウル、必ず錆びる!
なので、涙を飲んで(?)プラスチック製の現代品を使用。
でも、使用するヘッドライトは当時物! それに合うソケットを組付け。
このボウル、当然だが真ん丸なので、取り付け位置を間違えないように、ヘッドライトを
仮組みして向きを確認、「よし、この向きだ!」で終了! と、ならないのが素人レストア。
このプラスチックのボウル、つるつるすべすべ、当然持ちにくい!
で、結果は...
ハイ、お約束通りツルッと落下、貴重なヘッドランプが割れました...涙
10分間の記憶喪失のあと、予備品の箱をガサゴソ、ありました、一個だけ予備が!ホッ。
気を取り直して、ウインカーの組み付け。
こちらは普通の手順通りに、ラバーシールをバルブホルダーとボディで挟んでネジで固定。
レンズとリングをそのラバーシールに組み込んで終了!
ガラス製のレンズは味があるなぁ。 
次は室内、センタースイッチ周り。
本チャン用のスイッチパネルは、メーターカウル、フロントグリル、そして鉄チンホイールと
ともに、オールドイングリッシュホワイトに塗装中なので、予備のパネルにイグニッション、
ライトとワイパーのスイッチを仮止めし、裏から配線を接続しておく。

その上にある配線は、センターメーター用だ。
そのメーター、初期のトラベラーはシルバーのシングルタイプ。 
うちにはイギリス時代に手に入れた候補のメータが2つある。
イギリス国内向けのマイル表示と輸出向けのキロ表示だ。
どちらを使うか悩んだけど、日本での便利性でキロ表示を使うことに。
しかし、マイル品と比べて、文字盤がぼやけてる。分解して掃除しなければ!
分解といっても、外側のメッキ部分に4箇所のカシメがあり、これをドライバーでこじって
開いてあげれば、メッキリングと一緒にガラスが外れる。
無理な力をかけると、メッキが剥がれたり、ガラスが割れるかも? くれぐれも慎重に。

案の定、曇りはガラスの内側の汚れで、文字盤はピカピカ。
もともと当時のデッドストック品だったので、ガラスをきれいにして、元に戻せば新品!
燃料計も新品を組み込んで準備完了、あとはカウルが戻ってくるのを待ちましょう。
そういえば、メーター照明とカウルについているランプ、どちらも同じ色の配線になっている!
明らかに作成時のミスだが、今更入れ替えられないので、テスターで調べてメモしておこう。
最後に、ブレーキとクラッチの配管、リプロ品はレストア定番の銅製のもの。
でも、銅色のパイプではエンジンルームの雰囲気が悪くなってしまうので、POR15の
シルバーで塗装しておこう!

ということで、今回の作業は終了!
 次は何をしようかな?
 

      


作成者:マロンパパ