2012年 6月


 

6月24日(日)

今日は、イギリス時代、クラッシックカーのワイヤーハーネス専用のリプロダクションメーカー
に特注したワイヤーハーネスを組み付けるぞ!
まぁ、特注といっても、BMC時代の設計図に従って作るため、車種や年式を伝えれば、
ほとんどおしまい。 私の場合は、外皮の柄の色を色々調べまわって、最終的にフロント
は黄色、リアは青のドットで作ってもらったのだ!
ハーネスの取り回しは、自分でばらしてないので、パーツリストを参考に。
フロントハーネスはエンジンルーム前方から右側の壁の淵を伝って、バルクヘッドを横断、
そしてリアハーネスへとつながっていく。 
リアハーネスは、エンジンルーム左側からAピラーで天井を伝い、Bピラーで床まで下ろし、
リアまで這っていくのだ。 
エンジンルーム内のハーネスの取り回しは、ボルテージレギュレーターやヒューズボックス
を中心に位置決めしていく。
ブルーグレーのエンジンルームに、黄色のドット柄のハーネスが眩しい!
当時のハーネスのように、LUCASのシールを貼ってみた。ルーカス製ではないけどね(笑)
ハーネスの外皮は布製、いかにも年代を感じさせる。
そういえば、昔のこたつの電源線もこんな感じだったなぁ。
この当時のコネクターは、非防水タイプ。
古い英国車の電気系統の弱さは、こういうところからもうかがえる。
このままでは、雨や洗車時の水によるサビで、端子の接触不良が起きてしまうだろう。
なので...
風呂場用のコーキング剤で端子をくるんで、防水仕様にしておいた。
ちょっと見た目は悪いけど、影に隠れるところだし、何より水入りの心配がなくなったのが、
なんとも心強い!

目指せ、雨でも元気なトラベラー!
今度は、リアハーネス。 まずはリアサイドポケット内のBピラー下部から挿入していく。
途中で引っかかりながら、なんとか天井まで到達!
次はAピラー上部から下部へ。ここもなんとかクリアしてエンジンルームのフロントハーネス
と合体だ。 さすが専門店の作品、長さはぴったりだ。
フロントとリアのハーネスの接続部は、左ワイパーワームの根元裏あたり。
ここも、万が一の接触不良や腐食から守るため、コネクター接続後、コーキング処理。
メーターなどの室内配線の引き込みは、センター裏の大きな穴から行う。
これが全景。エンジンルーム右パネル上部にあるハーネス以外は、あまり見えない。
とりあえず、エンジンがかかるように、イグニッション系などを結線していこう。
ということで、今日はこれまで!
 

      


作成者:マロンパパ