2012年 6月
今日は、イギリス時代、クラッシックカーのワイヤーハーネス専用のリプロダクションメーカー に特注したワイヤーハーネスを組み付けるぞ! まぁ、特注といっても、BMC時代の設計図に従って作るため、車種や年式を伝えれば、 ほとんどおしまい。 私の場合は、外皮の柄の色を色々調べまわって、最終的にフロント は黄色、リアは青のドットで作ってもらったのだ! |
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ハーネスの取り回しは、自分でばらしてないので、パーツリストを参考に。 フロントハーネスはエンジンルーム前方から右側の壁の淵を伝って、バルクヘッドを横断、 そしてリアハーネスへとつながっていく。 リアハーネスは、エンジンルーム左側からAピラーで天井を伝い、Bピラーで床まで下ろし、 リアまで這っていくのだ。 |
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エンジンルーム内のハーネスの取り回しは、ボルテージレギュレーターやヒューズボックス を中心に位置決めしていく。 ブルーグレーのエンジンルームに、黄色のドット柄のハーネスが眩しい! |
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当時のハーネスのように、LUCASのシールを貼ってみた。ルーカス製ではないけどね(笑) ハーネスの外皮は布製、いかにも年代を感じさせる。 そういえば、昔のこたつの電源線もこんな感じだったなぁ。 |
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この当時のコネクターは、非防水タイプ。 古い英国車の電気系統の弱さは、こういうところからもうかがえる。 このままでは、雨や洗車時の水によるサビで、端子の接触不良が起きてしまうだろう。 なので... |
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風呂場用のコーキング剤で端子をくるんで、防水仕様にしておいた。 ちょっと見た目は悪いけど、影に隠れるところだし、何より水入りの心配がなくなったのが、 なんとも心強い! 目指せ、雨でも元気なトラベラー! |
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今度は、リアハーネス。 まずはリアサイドポケット内のBピラー下部から挿入していく。 途中で引っかかりながら、なんとか天井まで到達! 次はAピラー上部から下部へ。ここもなんとかクリアしてエンジンルームのフロントハーネス と合体だ。 さすが専門店の作品、長さはぴったりだ。 |
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フロントとリアのハーネスの接続部は、左ワイパーワームの根元裏あたり。 ここも、万が一の接触不良や腐食から守るため、コネクター接続後、コーキング処理。 メーターなどの室内配線の引き込みは、センター裏の大きな穴から行う。 |
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これが全景。エンジンルーム右パネル上部にあるハーネス以外は、あまり見えない。 とりあえず、エンジンがかかるように、イグニッション系などを結線していこう。 ということで、今日はこれまで! |
作成者:マロンパパ