2011年 8月


 

8月17日(水)

今日は、久しぶりに、我がトラベラーの入院先である、タートルトレーディングさんに
お邪魔し、Nさんからいろいろ為になる話を聞かせていただいた。感謝です!
肝心のトラベラーは、やはり行うべき作業がかなりあるようで、ボディ担当の
職人さんも限られた予算でどこをどうすべきか、悩まれているとのこと。
『金に糸目はつけないので、完璧にしてください!』 なんて、言ってみたいなぁ。
すいませんが、限りある予算内で、宜しくお願いします!
そんなタートルトレーディングさんの山手ショールーム、とても良い場所にあります。
米軍住宅や外人墓地といった異国情緒あふれる山手の一角にあるんですよねぇ。
はす向かいの消防署には、こんなカッコイイ消防車も置いてあります。
そして、年代的には憧れの(?)、レストランドルフィンが、目の前にあります。
荒井由実の曲に出てきたレストランですね。
これだけでも、オシャレ〜な場所でしょ。 
さて、帰宅したあとは、いよいよ組み立て開始だ!
まずはミッション。 デフの位置決めをしながら、ケースを元に戻して、両サイドの
カバーを装着するのだ。
接合部を綺麗に掃除&脱脂して、液体パッキンを塗って合体!

デフの回転は... 前よりスムースになった様な気がする。
いや、絶対にそうにきまってる!
そして、いよいよ大物同士の合体だ!
重い方のシリンダーブロックをさかさまに置き、ミッションを一人で持ち上げて、
ひっくり返して、ブロックの上に載せ...
だめだ、重すぎて、うまく載せられない。
横着せず、ちゃんとエンジンクレーンを使おう!
ハイ、合体完了! (写真、全然撮ってないじゃん…)
左側には、タイミングチェーンとケースを付ける楕円のプレートを固定し、カム
シャフトを差し込んでおにぎりプレートで固定。
左下のクランクシャフトの回転を、タイミングチェーン&ギアにより1/2の回転に
減速して、カムを回転させるのだ。(クランクシャフト2回転でカムシャフト1回転)
ここの回転部にも、もちろんマイクロロンを塗布!

反対の右側には、オイルポンプを取り付ける。
ちょうど、前に装着したカムシャフトの右端に組みつけられ、カムシャフトの回転と
一緒にオイルポンプも回転し、オイルを吐き出すのだ。
ちなみに、3本のボルトは半円のプレートで緩まないように固定されているのだ。
今日の組み立て作業はここまで。
次に作業するまで、時間が空きそうなので、再度オリーブグリーンの塗料で
エンジン全体を筆塗り! 
ちなみに、特徴である2階建て構造のエンジン、シリンダ内の爆発によるピストン
運動をクランクシャフトが回転運動に変換、その先端に圧入固定されている
フライホイールを回転させる。
一方、クランクシャフトの根元にあるスプラインが入ったギアは、クラッチに固定
され、その断続により、その下にある2つのミッションのシャフトにクランクシャフトの
回転を伝達させるのだ。なんと合理的なのだろう。
という事で、今日というか、夏休みの作業はここまで。 
今後は、週末にちょっとづつ組み上げて、ボディの完成を待つ事にしょう。
 

      


作成者:マロンパパ