2011年 8月


 

8月14日(日)

さて、今日はミッション側から始めよう!
といっても、さすがにミッションをバラすことは難しそうだし、バラしたところで何も
できないので、スラッジをおとして、可動部をブレーキクリーナーで綺麗に掃除、
そしてオイルとマイクロロンをたっぷりなじませて終了。
マイクロロン信者の私は、エンジンを組む時もお世話になってます、マイクロロン
アッセンブリー ルブリカント
これは、ペースト状のフッ素加工物で、組み立て時に摺動部分に塗るだけで、
初期の焼きつきを防いでくれるというすぐれもの!
ケチケチレストアなので、並行輸入品を○クオフで格安で購入。
デフの回転が、なんとなく重いような気がしたので、こちらは分解してベアリングの
清掃とマイクロロン処理を行う事にする。
まずはドライブシャフトの根元のフランジ部を分解。
左側のロックナットが外れず、苦労した〜。
デフを上に向けて、ナット6個を外してケースを開けると...
黒光りしたデフがお目見え!
両脇のベアリング、中のピ二オンギアにマイクロロンとオイルをたっぷり塗布。
気持ち、軽く回るようになった(ような気がする)。
液体パッキンを買い忘れたので、ケースを閉じるのはまた今度。
ミッション本体、ちょうど横倒しで底面が見える状態なので、汚れと油を除去し、
オリーブグリーンを筆塗りしておいた。 まるでミリタリー車両の様!
今度は、エンジン本体。
まず、ピストンを綺麗に清掃、ここにもオイルとマイクロロンをたっぷり塗布。
そして、ピストンリングコンプレッサーを使ってピストン
リングを圧縮し、ピストンを
シリンダへ滑り込ませる。
ひっくり返すとこんな感じ。
ここにクランクシャフトを載せて、ビッグエンド(コンロット側のベアリング)のボルトで
固定。ここは重要な箇所なので、トルクレンチでしっかりと固定。
クランクシャフトを固定するベアリングも、きっちりとトルクをかけて固定、緩み止め
のロックもかけて、組み立て完了!
という事で、今日はここまで。 
液体パッキンを入手し、デフケース、そしてエンジンとミッションを合体させれば、エンジン本体は完了!
試運転が可能になるかな??
 

      


作成者:マロンパパ