2002年 7月


 

7月8日(日)

 無事日本へ帰って来た。それにしても暑い。真夏でも28℃程度のイギリスとは大違いだ。
それでもがんばって、勤務地から車で15分程度のところにある物件を探し当てた。ここで、日本の生活が、そしてミニのレストアの続きが始まるのだ。
 しかし、引越し荷物が届くのは、はるか先の8月はじめ。ミニもそのころにならないと上陸しない。それまでは、ミニなしの生活だ。
まぁ、この天候じゃ、暑くて外での作業は出来ないからまあいいか。
  

7月某日

 そんなころ、イギリスではU氏がミニを発送の手続きをしていた。
完全ドンガラのミニはフロントとリアだけガラスを入れてあるが、サイドは無し。 しかし、中にはシートなどが入れてあるため、盗難と雨風から守るため、
しかし、ボディに傷をつけぬよう、苦肉の策としてダンボールと巨大サランラップ(?)にて穴をふさいでいた。
 そのミニには、部品が満載されている。しかし、いくら大きい荷台といっても所詮ミニエステート。
すべての部品は載りきらず、同送品として、高さ2mのパレットで送られることに。かなりのスペアパーツやガラクタも入っているが、この車の部品には変わりない。
それに車が小さいため、車+パレットでらくらくコンテナに入ってしまった。おかげでだいぶ節約できた。
 ミニはこれから約1ヶ月の海の旅をして、日本上陸するのだ。

 

7月23日(火)

 新居は陸の孤島のような場所。最寄の駅にはバスで20分、しかも渋滞のメッカを通るため、あてにならない。
おまけに、会社まではバスを乗り継ぐため、普通なら15分のところを1時間以上かかってしまう。(田舎の山の中ではありません。これでも横浜市内です。) 
そこで、足車を購入することに。 国産では、AZ-1やビートなど、ほしい車はあるのだが、奥様も乗るため、右ハンドルのATでなくてはならない。
ATのスポーツカーとなると、気に入った車が無く、ついこの間まで国産車(?)だったヨーロッパ車まで範囲を広げることに。
ただし、ミニにお金がかかるだろうから、安い中古車じゃなければならない。しかも、ある程度信頼性があって、お金がかからない車… 
で、思いついたのは、イギリスにいたときにお世話になって、愛着もわいたシトロエンBX! 
しかし、BXでは何かとお金がかかりそうだし、きっとBX日記がかけるくらいいろいろなことが起こるだろう。やはり、手間とお金がかかるのは、ミニだけで十分。
ということで、同じシトロエンのZXにすることに。しかし、ZXといっても知っている人は少ない。
現クサラの前身で3ドアHB、5ドアHB、5ドアブレーク(エステート)がある。国産だとシビッククラスだ。
 早速、イギリス時代に知り合いになったインターカーズのNさんに注文。希望はスタイリッシュな3ドアHB、色はBXと同じソリッドの赤。
何度かオークションで探してもらったのだが、なかなか良い仔にめぐりえない... 
そんな時、なんとNさんの同業の知り合いサンのところに、走行15千キロの程度が良い仔がいることが分かり、関西から引っ張ってきてくれた。
 このマイナーなZXは、96年式(後期型)、赤い3ドアHBの1.8Lだ。
残念ながらハイドロではないが、プラットホームとエンジンは、プジョー306と共通なので、部品もあるし、そこそこ信頼性がある。
それに、306より数十万相場が安いのも○。車を確認もせず、Nさんを信頼し、購入決定。
 
 そして、今日納車。うーん、コンパクトでなかなかいいぞ。バンパーとボディサイドにぶつけた傷があるが、たいしたことはない。エアコンもばっちり効く。
当分はこいつで楽しもう。(この時には、この車が今後HPのネタを提供してくれるとは思いもしなかった。)


      


作成者:マロンパパ