2001年 5月



5月5日(土)

 ここで久しぶり、Mini-Sの話題を。
あまりの仕事の遅さに見切りをつけた最初の店、Mini-S。そのとき約束した半分の前金がいまだ返金されない。
いくら言っても「すぐに手配するから」、「今担当のものがいないから」等見え透いた言い訳を並べてくる。
どうやら、日本人はお金持ちだというイメージと、以前にはったりで言った「もうすぐ帰国」で時間切れ踏み倒しに持っていく作戦のようだ。 
残念ながら、少なくとも今年はこちらにいるつもり(もちろん会社の意向によるが)だし、なけなしのお金をはたいて買った車だから、このお金をあきらめるわけにはいかない。
というよりも、こんな奴らに1円(ポンドか)たりともくれてやるもんか!
 そんな折、妻の英会話のブース先生(日本語ぺらぺらのイギリス人のおじさんで、日本に滞在経験あり)が見るにみかねて、交渉(?)の手伝いを申し出てくれた。
彼も日本にいるときに、現地の人にいろいろと助けてもらったので、今度は逆の立場として手を差し伸べてくれたのだ。 
 まず、作戦を練る。半分返すといったのは口頭なので、後になって「そんな約束していない」と言わせないために、まずは書面にてこれを保証してもらう。
そして、「返すけど、前金の半分も返せない」といわれないように、その半分という根拠を明確にする。 
この2点の証拠があれば、後は裁判をやってでも取り返してやる。たとえ弁護士代にその金額すべてをつかってでも。
 そして、二人でいざ戦地(?)へ。さすが現地人。言いたいこと聞きたいことををずばずば言ってくれる。
ジョンも現地人を連れてきたので今までとは比べ物にならないくらい、慌てようだ。
この時点で、ジョンはうちの車に費やした金額を前金から差し引いた額を返すことを口頭だが約束し、金額の明細書と返却す旨の約束を書面をもって提出することを約束した。
もちろん返金自体もだが。少し前進。このままうまく進んでくれればいいのだが。
 

5月7日(月だけど祭日)

 比較的近所でクラッシックカーショウがあった。古い車の展示がメインだが、多少オートジャンブルもあった。
そこで、先日失敗したDR2というワイパーモータの新品に出会う。しかし保管状態が悪く、錆だらけ。
そして刻印も先日買ったものとは違う。ちょっと高いけど、この中のアーマチュアだけ使うことにしよう。
 妻のために、同時開催していたドールハウスショウに寄る。初めて職人を見たが、すごいこだわっている人がいた。
側になる家を作るのに、わざわざ1cmくらいのレンガを焼いて、それをセメントで積み上げるという、本物の家を作るのと同じ作業を1/12スケールでやっているのだ。
自分は手先が器用な方だと思っているが、これには恐れ入った。
 

5月12日(土)

 H-Miniに行く。前後乗員の足元のパネルがすべて新しくなっていた。
今までは、いつぬけてもおかしくないくらい、錆て穴だらけだったのが、立派な床に変わっている。
ただし、リアのフロアはエステート用ではなく、サルーン用を継ぎ足していた。この方が安上がりだというが、手間と時間を考えると???だ。まぁ、プロを信じよう。
そのとき指摘されたのだが、左側のドアポケットにある灰皿用の穴が斜めに歪んでいる。そして、その横にあるサイドパネルも補修した後がある。
どうやら過去に事故か何かで横っ腹をぶつけたみいだ。なんとなくいやな予感が…
 

5月28日(月、またも祭日)

 またもやオートジャンブルへ。春になり、毎週のようにどこかでオートジャンブルが開催している。
 今回の収穫はスミスのシルバーメーター。新品だが錆が出ている。この人見覚えがあると思ったら、前回DR2モーターを買ったときの人だ。
結構古いBMCパーツを持っているが、程度が悪い。しかし、以前リビルトしたメーターは針が黄ばんで気に入らなかったから、購入を決意。
 そして、カギ付きのタンクキャップ2種を発見。左のは有名なWASOの5角形、真中はTUDORの蓋付き、そして右は純正カギなし。
この他に現在流通しているカギ付きキャップもあるけど、かっこ悪い。普段はTudorを使おうかな? 
ちなみにサイドタンクは3つ爪があるタイプで、ほかの新旧ミニ用のキャップは使えません。
 そしてもうひとつの収穫。なんとまたDR2モーターがらみだけど、新品アーマチュアがジャンクパーツといっしょに並んでた。
ばらしたときに見たやつと同じものだろうと思ったが、自信が無い。お店の人も何用なのかわからない。しかし300円でいいと言うので、ダメ元で購入。
帰って比べたらどんピシャ。自分でも驚く記憶力。でも、7日に買った新品は無駄買いに。予備品としてとっておきましょ。
 



      


作成者:マロンパパ