2000年 10月



10月1日(日)

 今日はゲイドンのミュージアムで1年に1回のミニ祭りの日。1号車の621AOKも外に展示されていた。
 収穫は中古のワイヤ式のドアハンドル。 しかし、あとで気が付いたが、1本は切れかかっていた。いっそのこと自転車のブレーキ用ワイヤで作ってしまおうか?
 再び、クリッパーブルーのトラベラーとご対面。 前回よりも多少勉強してあるせいか、細かいところまでチェックした。
 そして、先日Mini-Sのジョンが教えてくれたのが、ここの資料室で自分の車の過去の資料を調べてくれるサービス。
BMITH(British Motor Industry Heritage Trust)という団体が管理している情報を教えてくれ、さらに有料だが、証明書まで発行してくれるのだ。
早速トラちゃんのシャシーナンバーなどを伝えて調べてもらうことに。誕生日が1961年5月12日とわかった。記念に証明書も注文しておいた。
 その調査の間、資料室で当時のカタログを発見。さすがに売り物ではないが、お願いするとカラーコピーをただで取ってくれた。BMIHT担当のリチャードに感謝。
 帰りにMini-Sの前を通る。まだ車は外に置きっぱなし。丸裸のトラちゃんは当然内側まで雨風にさらされてしまっている。
さすがに頭にきたので、かえって抗議のFaxを送りつける。「何で作業に入らないのか?雨ざらしとは何事か!」などなど。
数日後、前を通ったらビニールシートがかけられていた。しかし、作業は始まらない…
 

10月14日(土)

 相変わらず、何も進まない。日に日に怒りが込み上げてくるが、ジョンは来週から出来るから、と言い訳ばかり。何度その言葉を聞いただろうか。
会社の旧車好きのリチャードは「よくあることさ」なんてへらへらしてるけど、こっちは限られた期間しかイギリスに居られないんだぞ!って彼にあたってもしょうがないんだけど… 
 次なる単品作業は、メータだ。ネジで止まっている所まで外し、文字盤をきれいに拭き上げ、あとはグリスと油をさして組みなおし。
針のプラスチック部分が黄ばんでいるのが気になるけど、こればかりは直せない。


10月28日(土)

 やっと、トラちゃんが室内の作業スペースへ。フロントウィング(フェンダー)とフロントパネルが取り去られていた。しかし、そこまで。
部品が届かないなんて言ってるけど、車が入庫して2ヶ月近く経っているのに。
 
 


      


作成者:マロンパパ