2013年 6月
とうとう、そう、とうとうこの日が来たのだ! 50数年前に産声を上げたクラッシックミニが、日本の道路を初めて疾走する日が! |
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トラベラーが主治医であるタートルトレーディングさんに引き取られてからしばらくして、 元気な姿(?)が届いた。 やはり、プロに見てもらうと、色々と作業をやり直しが必要なところが... 素人の組み立ては、所詮素人の作業なのを痛感。中でもひどかったのは... 実は、車を引き渡す直前までガス欠の症状が出ていて、時間切れでそのまま渡したのだ。 キャブのフロートがおかしいのかな?と思っていたのだが... |
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色々と調べてもらった結果、プロの判断はタンクのつまり! まさか、そんな... で、開胸すると... タンクの一番下にあるアウトレットはただ穴があいているだけで はなく、小さなストレーナーから上方に立ち上げて外に出るようになっていたのだ。 エアの吸い込み防止かな? で、そのストレーナーが、サビ防止のコーティングで 塞がれていたのだ。少しの隙間から、ガソリンが出ていたので、想像すらできなかった。 そこを綺麗にして完成! エンストしなくなりました。 さすが、プロです! |
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車も無事に仕上がり、国内新規登録も済ませ、希望ナンバーもついて、いよいよ納車の 日が来た! 整備や登録の便宜性から、今までの作業はタートルトレーディングさんの所沢店で行って いたが、納車のため横浜店へ早朝に搬送! 梅雨の晴れまで、絶好の納車日和だ。 (といっても、私が何かしたわけではないんですけどね。) |
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納車準備完了の連絡で、公共手段でお店まで行くと... 店頭にちょこんといました、我が仔トラベラー! ちゃんと日本のナンバーが付いている! と当たり前のことで感動してしまう。 店長のN村さんとしばしミニ談義をしたあと、いよいよ引渡し! 緊張しながらコクピットに 乗り込み、エンジンをかける。 さぁ、家に向かって出発だ! |
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ついに日本の道を走った我が仔トラベラー!非力な850ccのエンジンをいたわりながら、 4速MTを駆使して、炎天下の一般道をトコトコと走る。 が、そこは週末の横浜、一番お日様が高い時間でもあちこちで渋滞が... アイドリング時は、ファンの回転がゆっくりのため、水温がみるみる上がっていく。 なるべく渋滞を避け、水温計とにらめっこしながら、なんとか家に到着! お疲れ様でした! |
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とりあえず、センターキャップを取り付け、当時のオプションだったサンバイザーとAAバッチ でお化粧。 夕方、多少涼しくなった頃を見計らって、トラベラーと私自身の慣らしをかねて、近所を徘徊。 まだ、回転が渋いエンジン、その他各部のチェックを気にしながら、走りこむ! といっても、今時の250ccバイクより馬力がない850ccエンジン、絶対スピードも低いが... |
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52年の歳月を経て、陽の傾いた日本の田園風景をバックにたたずむトラベラー。 やはり、都会よりこのようなところが似合うなぁ。 とりあえず付けたセンターだけのセンターキャップ。本来はフルキャップがオリジナルだが、 グリルと同じオールドイングリッシュホワイトのホイールを見せられるこちらも捨てがたい。 どっちにしようかな? |
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ということで、まだ色々と手を入れるところはあるが、ひとまずレストアは終了! これからは、我が子トラベラーの成長日記を綴っていきます! 永い間、応援していただきありがとうございました。 引き続き、よろしくお願いします。 |
作成者:マロンパパ