2011年 7月
さて、ボディは旅立って、綺麗に蘇ってくるはずだが、その間を利用して、10年間 回していなかったエンジンの状態を確認しなくては。 しかし、ミニのエンジンって重い!まぁ、50年も前に開発されたものだから、当時の 技術じゃ軽量化するにも限度があるんだろう。 まぁ、そのためにクレーンまで買ったんだから、活用しなければ。 |
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とりあえず、エンジンとミッションを分離させてみるか。 となると、まずはクラッチとフライホイールを外す。というのも、このフライホイール ケースがエンジンブロックとミッションケースにまたがって付いているからだ。 クラッチとフライホイールは、専用工具で『パコン!』と外れる。 |
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フライホイールケースを外すと、エンジンの細さが目立つ。というか、エンジンの 下にミッションがある2階建て構造だからなんだが。 突き出たクランクシャフトがど真中にあり、その下がミッションだ。 重いものが高い所にあるのは、重心が高くなってあまりよろしくないが、ミニは 前後方向をコンパクトにすることにこだわった、見事なパッケージングだ。 |
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反対側にはラジエター、クーリングファンがエンジンにくっついて鎮座しているが、 邪魔なので取り去る。 エンジンとミッションの切り離しには、ファンベルトプーリーと楕円のカムカバーを 外した方が良いが、それは後回し。 |
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その前に、シリンダーヘッドを外してシリンダーとピストンの状態をチェック! ヘッドにゆがみが出ないように、外側のナットから、ちょっとづつ緩めていく。 一番高い所にあるシリンダーヘッドも鉄製のため重い! そのヘッド、冷却用の水路が錆びてしまっているので、そこをどう処理するのかが 難問だ。 |
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という事で、今日はここまで。 10年もほったらかしだったので、もっと固着しているかと思ったけど、意外といけそう! |
作成者:マロンパパ