Modification
PCD Changer + Alloy Wheel (2)

そもそも、PCDチェンジャーを使用することに決めたのは、今回購入した
ホイールをたまたま見つけてしまったからだ。
旧車好きの古い人間(?)のため、アルミホイールというと2〜3ピースの深リム
に引っ張りタイヤ、という固定概念がある。 かといって、まんま昔のホイールを
使うのも、ホイール単体の雰囲気はいいが、C3にマッチするかどうか?である。
また、当然古いものなので、実用性(耐久性)に欠ける恐れがある。
さらに、昔のような細かいメッシュは掃除が大変だ。(C3のブレーキダストは、
ハンパではない...)

そんな時に、とある中古ホイール屋FITコーポレーション町田店さんのWedで
センターがゴールドでリムが深そうな中古ホイールを発見!最近は、雑誌など
読んでいなかったので、こんなホイールの存在すら知らなかった。
速攻でお店に現物を確認しに行き、ホイールの購入、およびPCDチェンジャー
の採用を決めたのであった。
今回購入したホイールはクリムソンから発売しているレーシングスパルコNS-III
というモデルで、主にコンパクトカー用にデザインされたものだ。
[仕様(購入したもの)] 
 径 :         15インチ
 幅 :         7.0J
 オフセット :      35mm
 PCD :        100mm
 センターハブ径 :  67mm

ディープなリムでも、さすが現代のホイール、窒素ガスの充填を確実にするため
バルブが2個付いている。さらに、一見2ピースに見えるこのデザイン、実は
1ピースで、色の塗りわけでそれらしく見せているだ。

そして、最大のお気に入りポイント、深リムである。
ホイール幅がシリーズの中で一番太い7J、そしてオフセットが35mm、さらに
ディスク部が最低限しか張り出していないデザインのため、リムが結構深い。

このオフセット、PCDチェンジャーとあわせてちょうど20mmとなり、7Jに対し
195とちょっと幅が狭く引っ張り気味なタイヤが、ほぼボディと面一に張り出し、
かなりスポーティになった。

ちなみにタイヤは、ノーマルの185/60R15というサイズがほとんど流通して
いないので、195/55R15の中古にした。これだと外径がノーマルより若干
小さいがその分ローギヤードとなるため、レスポンスが良くなる事を見込んでの
選択だ。
ホイールを替える理由に、バネ下の軽量化がある。
しかし、今回は少なくともPCDチェンジャーが追加されているため、もしかしたら
増量化になってしっまっているかも知れない?ので、少しでも軽くするために、
ナットをジェラルミン製にした。

 ノーマルアルミ+タイヤ : 16kg (ただし、0.5kg刻みの体重計で測定)
 取り付けボルト4本 : 392g
 合計 : 16.4s

 スパルコアルミ+タイヤ : 14.5kg (同上)
 PCDチェンジャー+ボルト4本 : 850g
 ジュラルミンナット4個 : 80g
 合計 : 15.4kg

体重計での測定では誤差があるだろうが、とりあえず少しは軽くなったようだ。
PCDチェンジャーを使用するにあたり、忘れてはいけないのがスペアタイヤだ。
これもPCDを100mmにしなければならない。
もちろんノーマルを使用することは可能だが、パンク時にPCDチェンジャーを
外さなくてはならない。緊急時に余計なことはしたく無いので、ジャンク
ホイールを入手。
いわゆる安売りの14インチ、タイヤも中古で重さはスパルコと同じ14.5kg。
若干の軽量化にもなった。
 
ということで、 これが全景。(表紙の写真と同じですが...)
ディープなリムの割合がホイール全体に対して大きいため、ホイールが小さく見えるが、ディスク部のゴールドが赤いボディにマッチ
していると自画自賛してます。
走りの方は、スポーティな銘柄(ポテンザ)に加え、タイヤ幅が増えたおかげで、かなり剛性感が出て、どっしりとした印象。
個人的には、安定感より軽快感が好みなので、次回タイヤ交換時にはミシュランに戻ろうかな。
肝心のPCDチェンジャー装着で心配したブレや振動は一切無い。さすが、佐藤精機製作所さん、いい仕事してます。
それにしても、ホイールが存在感を出したおかげで、ホイールハウスの隙間が気になる...





 


作成者:マロンパパ