Modification
Others - Side Mirror Cover

同じC3乗りのシバタさんから、ベルギーのパーツ屋CAR EQUIPMENTさんのサイトを教えてもらった。ここでは、C3のパーツだけではなく、プルリエールやC2 の部品まである。その中で、比較的小物で、それでいて存在感があるミラーカバーを発見。早速取り付け方法など問い合わせのメールを送ってみた。
3日後、返事のメールが届いた。でもそれは、CAR EQUIPMENTからではなく、イギリスのCituning ukからだった。同じCituningグループで、英語が出来るところに回されたのだろう。2、3質問のやり取りをし、送料込みの価格を確認してから個人輸入で購入する事に決めた。
注文して1週間後、イギリスから書留小包でそれは届いた。
キットには、ミラーカバー、LEDウインカー、保護チューブ、平端子挿入型エレクトロタップ、タイラップ、写真付きの簡単な説明書、そしてカートリッジガン用接着剤まで入っている。あとは工具だけでOK。 ミラーカバーは柔らかめの黒いプラスチック(ABS?)。端は切りっぱなしなので、塗装ののりを良くするためにも、ヤスリで面取りをしよう。ウインカーもレンズ部をふくめ柔らか素材で、曲面に密着するようになっている。
ミラーカバーは前面センター部のみで、ミラーの上下はノーマルのミラーが露出する。車体に合わせ塗装する場合、上の写真のようにミラーカバーだけ(写真はプルリエール)ならシャープに、ミラー上部の蓋状の部分とミラーカバーをセットなら手軽に前面がボディ同色になる。(ちなみにこのカバーはC2、C3、プルリエール共通。206にも取り付け可能かな?) わがC3 は、より一体感を出すためミラー本体もボディ同色に塗ることにする。ただし、ソリッドの赤では大きく重く見えてしまうので、土台は黒のままに。
ミラーはシボ加工されているため、一度下地を均してからでないときれいな艶が出ない。また、やわらかい素材に密着させるにはウレタン塗装でなければ。下地を含め、塗装はコーティングを施工してもらったアークマティックさんにお願いした。
ミラーカバーも同様にウレタンペイントする。同時にコーティングも施工してもらった。 まずは、ミラーを外す。一番内側に向け、隙間にマイナスドライバーを差し込んで○で囲ったところをこじると外れる。ヒーター用のコネクタを引き抜けば取り外せる。ミラー裏のヒータ配線は、すごく細いので、破損に注意。
次にドアトリムを外す。ドアグリップの手前側を外すとトルクスネジが見える。ドア後部の2本のトルクスネジと共に外せば、あとはクリップだけ。ドアロックピンやパワーウインドウスイッチもなく、ドアハンドルはドア側に残るので、簡単に外せる。 ミラー裏のカバーを外し、固定用の3本のトルクスを外すと、ミラーが外れる。
ミラーの加工に入る。勇気がいる所だが、ウインカーの配線用にミラーに穴を開けなければならない。マニュアルでは6mmだが、3.5mmのドリルでOK。その穴にウインカーの配線を通し、ミラーカバーと共に装着。接着剤が付属するが、今回は両面テープで固定。 出来上がったミラーを車に戻し、配線作業を行う。基本的にはミラー角度調節用の配線と同じルートだが、ドアからボディへの配線部はジャバラの中が狭く通せないため、付属の保護チューブを使用し、ジャバラの外に新たに配線を引く。 最後に、ボディへ引き込んだ配線をサイドマーカーの配線に割り込ませる。左側はマーカーの配線が短いため、タイヤハウスのインナーカバーを外しての作業となり、少し面倒だ。
これで完成。ミラー本体に比べ横方向が若干短いが、根元側についてはミラーが前方に倒れたときに干渉しないようになっているためか。
ウインカーのLEDは13個、十分な明るさだ。前から見たときにオリジナルのサイドマーカーとミラーの両方が光るのがあまりよろしくないが、ミラー部のレンズはミラーカバーより引っ込んだ構造のため、斜め後方からは見えない。(ベンツなどのように)レンズを加工して斜め後方からも見えるようにするか、オリジナルのマーカーが前方に光らないようにしたいものだ。
全体像。ミラーベースを黒のまま残したのもバランス的に正解で、まったく違和感がなく、まるで純正のような感じ。あまりに馴染みすぎて、モディファイしたように感じられないのと、ミラー部が点灯しているのを運転席から見ること出来ないのが残念(?)。




 


作成者:マロンパパ