Modification
Exhaust - Rear box


C3をより楽しく乗るため、ついにマフラーを交換することに。
数は少ないものの、数社からC3用マフラーが発売されている。その中で、材質、静粛性、そして値段を重視し、ヨーロッパではおなじみのレムスをチョイス。

唯一自己主張するテールエンドは90φ、NA1.6Lには、十分すぎる太さだ。材質はパイプや取り付けステーを含め、オールステンレス(錆びないSUS304)なのだが、コスト重視のためか一部を残して黒く塗装されている。なんか残念。
ちなみにタイコの左横(写真では上)側は、スペアタイヤの出っ張りを避けるため凹んでいる。輸送中のトラブルかと思い、一瞬青ざめた。(あとで気づいたが、英語で「凹ましてある」旨、表記されてた。)
磁石で材質を確認すると、ペイントされている部分もちゃんとSUS304だ。ということは、ピカピカマフラーも夢ではない(?)
ためしに、キャブクリーナーでペイント部をぬぐってみると、簡単に色が落ちた! 早速、上部の見えなくなる部分を残してすべて落としてみた。前パイプ部はバフ掛けされていなかったが、タイコ部とテールエンドはちゃんとバフ掛けずみでピカピカだ。ただし、機械加工時に付いたと思われる傷や溶接跡などが多少あったので、黒ペイントはこれらを隠すための物なのだろう。といっても、たいした傷ではないし、溶接跡も雰囲気が出て良いので、さらっと磨いてこのまま取り付けることにする。(本当は、前パイプもバフ掛けしたかったが、時間切れ...)
C3のノーマルマフラーは、触媒直後のエンジン真下にフランジがあるのみで、リアエンドまで1本もの。このレムズを含め、発売中のマフラーのほとんどはリアボックス(サイレンサー)部のみの交換で、ノーマルパイプを切断してリアボックスを差し込んで取り付ける。キットには、差込み部を絞めるU字クランプと1.4L用のパイプ径調節カラーが付属する。
いよいよ取り付けだ。ノーマルパイプを切断するために、ジャッキアップとウマでリアを浮かし、3箇所のマフラーのマウントを外して、マフラーを少し下げる。切る場所はタイコの前のマウントから約17cm前だ。そして...
筋肉痛覚悟で、金ノコで切る!ひたすら切る!無心で切る!下にもぐった姿勢なので、効率が悪いが、約1時間で切断完了。ヤスリで断面を整えて、あとは新しいリアボックスを取り付けるだけだ。
レムスとノーマルマフラー。つやなしのスチールに比べ、レムスはピカピカでリアパイプ径が迫力だ。構造もストレートで排気の抜けが期待できそう。
この角度だと、サイドの凹みが良くわかる。
取り付けは、マウントをノーマルから移植し、パイプを差し込んで、仮止め。干渉などがないか位置を確認したあと、最後にクランプをしめるのだが、このクランプ、部分的にしか圧力がかからず、排気が漏れる。漏れが起こらない場所を探してきつく締め付ければ、取り付け完了。
テールエンドもバンパーの切り欠きにピッタリ。軽自動車から、スポーツカーへの変身である!
そして、下から覗かないと見えないが、これぞオールステンレスマフラーというような、ポリッシュのタイコ部。今後、溶接部などが錆びてこないかどうか、様子を見ていかなくては。 出口がよくなったのだから、入り口も、ということで、おなじみグリーンフィルターも装着。取り付け方法は、ここにあります。
まだ付けたばかりで、ほんのちょっとの走行だが、簡単なインプレッションを。
さすがストレート構造、抜けが良くなったため、レスポンスが向上。トルクもやせるどころか、かえって厚くなったような感じだ。
音はノーマルプラスちょっとで、住宅地の深夜でもまったく問題ないレベル。
今後、使い込んでいってどう変化していくのか、楽しみである。





      


作成者:マロンパパ