Modification
- Engine -


 

Pointless Ignision Kit

色々とUKのオークションサイト(ebayね)を見ていると、面白そうなものがいっぱい。
その中で、比較的安いポイントレスキットが、気になって仕方がない(笑)
これは試してみない手はない! と、ポチッとしてみた。
さて、どんなものなのか?試してみよう。
これがそのキット。ホール素子を使用したパルス発生器
のようなもので、ポイントをごっそり外してこれに組み
替える。
ホール素子は、今やABSやクランクの回転を測るセンサー
に使われているもので、これをデスビに応用するのだ。
こちらがオリジナルのポイント付きデスビ。
センターのシャフトにある4つのカム(山)により、ポイント
が開け閉めされる。
ポイントを外すと、スッキリ。 中心のシャフトにキットの
ドーナツ状の部品をはめ込むのだ。
ちょっとゆるかったので、テープを巻いて隙間をなくし
確実に固定させる。
このドーナツの表面が磁気化されていて、S極とN極が
交互に4つずつ並んでいて、くるくる回る。
その磁界の変化をホール素子が検知し、パルスに
変えるのだ。 このパルスがポイントの代わりになり、
イグニッションコイルが高電圧を作るという仕組みだ。
ドーナツの右上の黒い部分がセンサー部。
ポイント固定のネジを使って固定できるようなブラケット
が付属しているので、簡単にボルトオン!
2本の配線をイグニッションコイルに繋いで完了。
ローターをつけ、デスビキャップを戻して組付終了。
セッティングは点火時期を合わせるだけ。
フライホイールケースにある小窓からフライホイールの
点火時期の目盛にタイミングライトをあてて進角の
調整する。 狭いので、鏡を利用するとよく見えるぞ。
以前と同じ値に合わせて完了!
エンジンをかけてみると、点火タイミングもしっかり安定していて特に問題はなさげ!
もしこれが耐久性もあるようであれば、メカ接点がない分、ポイントの摩耗だけで
なく、湿気にも強くなり、安心感が増すのだが。
さて、どうなることやら!
 

      


作成者:マロンパパ