メンテナンス -修理-
走行距離が500キロを超えたころ、気がつくとスピードメータが動いていない! エンジン側のギア部、ケーブル、そしてメーター本体、そのどこかがおかしいはずだ。 早速修理しなければ... |
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上記3点のチェックは、エンジンルーム側から。エアクリーナボックスを外すと、 メータ裏面が現れるので、まずはケーブルを外してみる。 ケーブルは見たところ問題はなさそうなので、問題はメータ本体か? とケーブル結合部を回してみ... あれ、全く回らない! これじゃ、針が動かないわけだ。 |
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早速メータを取り外し、どの機構がロックしているのか、を調べなければ。 表側のベセルとガラスを外し、裏側のケースからメータ機構部を外し、文字盤を 外し... 写真を撮り忘れるくらい、どんどんメータを分解していく。 (写真は参考のため、オリジナルのメーターを分解したところ。) |
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こちらがメータの機構部。 ワイヤの回転で磁石が回転、その磁力で針が 回るというシンプルなもの。 それにトリップメータを回転させる機構が付く。 精密な機械式時計のようだ。 |
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そしてこちらが固着しているメータの機構部の下半分。 この磁石付きの回転部軸受が、オイル切れで焼きついたのだろう。 なんとか固着部を剥離、オイルをさし、マイクロロンのグリスを塗ってから、 電動ドリルで強制的に回転させ、十分になじませた。これで大丈夫だろう。 |
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メータが固着していてもエンジンは回る。でも、メータは回らない。 この差をどこかで吸収していたはず。 案の定、ケーブルのエンジン側の根元が捻切れていた。 新品が死んで予備はないので、オリジナルのケーブルを再利用し、完了。 |
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メータは当時物の新品といえど、数十年動かさなかったんだから、 そりゃあオイルも切れるよなぁ。 ちゃんとケアしなくちゃね。 |
作成者:マロンパパ