Maintenance
- Engine -


 

Acceleration cable
(Level-up)

アクセルペダルを踏んだ時、ペダルの動きが渋いような気がする。
ケーブルに油を注せばいいのかもしれないが、せっかくだからよりスムースに動くワイヤーに交換しよう!
ミニのアクセルワイヤーは、外径5oのアウターケーブル、
これは自転車のブレーキと同じサイズだ。
であれば、自転車用ブレーキワイヤーを使う方が確実だ。
もちろん、高い品質を誇る世界のSHIMANO製品のうち、
ウルトラスムースな動きを約束される最高峰、DURA-ACEの
ワイヤーを選択。
ポリマーコーティングが施されたインナーワイヤーで、
スムースな動きと給油などのメンテナンスが不要になる
すぐれものだ!
ケーブルは今あるものと同じ長さに切って交換するだけ。
なので、まずはケーブルをキャブから切り離しておく。
が、ケーブルを固定しているボルトがちぎれた!
通常のボルトにワイヤが貫通する穴が開いているので、
強度的に弱いと分かっていたので締め付けすぎには注意
していたのに、外すときに壊れるとは...
近所のミニ屋さんから新品のボルトを購入。
ねじ側の穴にワイヤーを通し固定、細いピン側の穴は、
スロットルバルブを開閉させるリンクとリターン用スプリング
の力がかかるところ。
アクセルを開けるワイヤーとリターンスプリングで、斜めに
こじられるため、結構傷がついている。
何か、改善しておきたいなぁ...
部品がそろったので、ケーブルを加工。
と言っても、ノーマルと同じ長さに切るだけ。
切り口をつぶさないように、慎重に金ノコで切断して完成!
アウターワイヤーを今までと同じレイアウトで組み付け、イン
ナーワイヤーを適当な長さに切って、リンクに固定して終了!
さすがDURA-ACE、動きはとてもスムースだ!
これで、気持ちよく、セナのような微妙なアクセルワークが
できるはずだ(笑
部品が壊れるといった小トラブルにより、余計な作業が増えてしまったが、無事アクセルの引っかかりを
解消することができた。
数少ない車とのインターフェイス、気持ちいことに越したことはないからね!
 

      


作成者:マロンパパ