Modification
Navigation - Rear View Camera

うちの車庫前の道は狭い。車の出し入れ時に、頭からでもお尻からでも切り返しが必要となる。そこで、せっかくナビが付いているんだからと、ちまたで流行っている(?)リアビューカメラを取り付けることにした。
性能や形状、価格等色々な種類があるが、取り付け後に出来るだけ目立た無い超小型、カーメーカーの純正に採用されている品質という事で、エクリプスのカメラに決めた。その小ささはキーと比べてみればよくわかる。
カメラの取り付け場所を決める。ボディの加工が最小限で、目立たない場所となると、上記3箇所になるが、一番上は曲面ボディのためバンパーと障害物の距離が確認しづらい。ワイパー横は目立たなく付ける事が出来ない。となると、ナンバー上のガーニッシュに埋め込むのが一番良いだろう。
とりあえず、ガーニッシュを外して埋め込めるかどうかを確認する。
まずはリアハッチのトリムを分解。両脇の白いトリムを引き抜き(結構硬い)、ガラス下の部分を外す。これもはめ込みだが、上部がかぎ状の引っかけとなっている為、下側から引っ張ってクリップを外す。
また、ハッチの電装部品のケーブルはハッチ左脇にまとめてカバーされている。カメラの配線もここを通して室内へ入れる。
これでやっとガーニッシュの取り外しが出来る。ガラス下部分の室内側の穴から4つのM10ナットとドアオープナースイッチのコネクターを外し、外からガーニッシュを強く引っ張って外す。
外したガーニッシュとカメラを比べると、何とかドアハンドルとナンバー灯の間に入りそうだ。さすが超小型カメラ、早速カメラを入れる穴を開ける。
カメラはこのように埋め込まれる。取り付けはスペース的にカメラ本体を両面テープでガーニッシュに固定するしかなく、後々角度調節が出来ない。固定する前に、仮止めをして映像を確かめ、ちょうどいい角度を探りだし、最終的に固定する。 一方ハッチ側は、カメラのコネクタを室内に引き込めるように、もともとあった穴を30%程度広げる。中央の凸型の穴がそれで、削ったあとはタッチペンでさび止め処理をする。配線は室内へ引き込み、カメラのコントロールユニットを介し、ナビへ接続。
カメラは防水されているが、念のため、ガーニッシュとの隙間にシール剤を充填し、取り付け完了。ご覧の通り、すっきりと収まった。写真は斜め下から撮ったもので、実際の視線ではさらに目立たない。 映像はバンパーから後方下部を映し出し、自宅車庫前の切り返しや、縦列駐車などで、車を障害物ぎりぎりまで確実に寄せることが出来る。夜間の視認性を良くするため、高効率のバックランプも採用した。



   


作成者:マロンパパ