Modification
Audio - Speaker

ノーマルは4スピーカー。決して良い音とはいいがたい。
それもそのはず、ダッシュボード上にはツィーターが付くスペースがあるにもかかわらず、中身は空っぽ。
それならば、手元にあるセパレートスピーカーを組み込んでしまおう。
まずはツイーター。取り付け方法が何通りか選べるが、シンプルにするため、埋め込みタイプを選択。加工を最小限にするため、純正ツイーター取り付け部に穴を開け直接ブラケットを装着。 完成図。2段メッシュが賑やかなので、ベース部は作り直したほうが良さそうだけど、まぁそれは今後の課題。
次はフロントドアスピーカの交換。このカバー、はめ込んであるだけだが、引っ張る場所を間違えるとツメを折ってしまう。写真の場合(運転席側)、青マルがツメ、赤マルがピン。よって、赤マルの近くにマイナスドライバーなどを差し込んで引っ張るのだ。間違っても青マル部を引っ張らないように。(経験者は語る・・・涙)
外された純正スピ−カー。Harman/Becker社製だが、いわゆる高級スピーカーではなく、ハウジングがプラスチック製のOEM用コストダウン品(だと思う)。
ちなみに取り外しは、スピーカーカバーを外したトリム開口部よりスピーカーのほうが若干大きいが、トリム開口部のプラスチックをちょっと手前に引っ張って広げれば抜き取れる。
スピーカを外した取り付け穴径は約140mm、取り付けねじは4本で対角線でのピッチが155mm。奥行きはウインドウのガイドの一番近くなる所で約60mm、ただし中心部は65mm程度はあるので、その位の厚さのスピーカーが収まりそうだ。(干渉しても責任は取れません。ご自分で確認をお願いします。) ちなみに、純正スピーカーハウジング外径は165mm。
その穴を白い薄いシートが覆っている。おそらく防水のためだと思うが、これではドア内部を増幅室として使えない。念のため上部だけ残して、切り取った。
ここで問題が。カバーの大きさから13mmのスピーカーだと思っていたが実際は165mm。持っているツイーターとセットのウーハーは13mm。で、物置をあさったら、イギリス時代に買ったスピーカー(同じくセパレート式)がジャストフィット。ツイーターとメーカーが違ってしまうが、良しとしよう。
配線は新たに引き直したかったが、どうしてもドアとボディの間のジャバラ内にコードを通すことができない。あきらめてオリジナルの配線を使用。コネクターはどうせ合わないだろうから、切ってキボシ端子をつけて接続。元通りに組み付けて完成。
今回はフロントのみの変更だが、違いは歴然。今までは足元から出ていた音源が明らかに前方から広がってくる。
スピーカー変更を行った時点では、純正ツィーターが破格の値だったことは知らなかったが、手持ちの部品でお金をかけずにグレードアップできたのだから、大満足である。
純正システムご利用の皆さんも、ツイーターを追加したら次のグレードアップとしてウーハーの防水シート外しをしてみては?





   


作成者:マロンパパ