Smart Garden

取り付けたキャンバストップ、閉める時は最前端までスライドした後、下へ移動することで、
屋根とトップの間にあるラバーを密着させ、雨水などから防いでいるのだ。
写真の開口部の凸部の外縁にあるのがラバー部だ。

ある日、オープンエアを堪能し、帰宅時にトップを閉めた時に『バキッ！』という音がした。
良く見ると、右前の角が若干浮き上がっている。下へ押さえつける動きをしていないのだ。
(写真は正常時)　
これから梅雨に突入するので、きちんと治さねば。

このブラバスルーフを取り付けた時、屋根全体を車体にシーリング加工して取り付けたが、
そこを剥がさずに、キャンバス部だけ取り外すことができる。
切り離しには、30本くらいのネジを外す必要があるが、切った貼ったの作業がないだけ
気分的に助かる。キャンバス部だけ外すと、ボディとシールで接着された枠だけ残る。

ルーフを取り付ける前の室内側から見たキャンバストップ部。
キャンバストップを枠に上側から乗せて、室内側のアルミプレートで挟んで固定。
小さな黒い丸が固定用のネジだ。

外したキャンバス部を分解するため、キャンバス部前端にある隠しボルト3本を外して
キャンバス部をめくりあげながら外すと、キャンバストップの上下の動きを作りだす
内部のリンクが姿を現す。
このリンクを留めているピン(赤マル)が抜けていたのだ。幸い、割れなどは無いので、
再度圧入しておいた。

このしゃくとり虫のようなリンクにスパイラルケーブルが固定、それをセンターにあるモータ
のギアで動かしている。
リンクは、スライディング時は開いた状態で移動(写真左側)、最先端に到着したらこの
リンクが縮みながら微妙なひねりを発生、それにより縦の移動を発生させている。
非常に凝った作りだ。
直したリンクがちゃんと動いていることを確認し、修理完了！