ヘッドランプやホーンの交換などは、バンパーを外す必要がある。
かなり大きいものだが、各種ネジを外していくだけで、簡単に外れる。
まずはグリルの取り外しから。上面にあるトルクススクリュー4本、M10ボルトを2本を外す。下側の固定は、グリル両端のツメがヘッドライト端にあるスリットに嵌っているだけ。
ヘッドランプ側を広げるようにしながら上へ引き上げる。特に寒い時期、無理やり外そうとすると、ツメが折れるので、注意が必要...涙 グリルを外したところ。ラジエターが丸見え。 いよいよバンパー本体の取り外し。まずはフェンダーとバンパーを止めているボルトを外す為、
ホイールハウスのインナーカバー前側を外す。(右写真は運転席側のプラピンの位置)まずはショックの前とフェンダーの頂点にある2箇所のプラピン、中心部を引き抜くと外れる。
結構硬いため、潤滑油を塗ると良い。そして、フロントアンダーカバーのプラピンとM10ナットを外す。
さらに、バンパー下端(アンダースポイラー端)部のトルクススクリューを外す。さらに、アンダーカバーとバンパーを切り離すため、3本のコインファスナーを抜く。
まず90度廻すと少し浮き上がり、さらに90度廻すと抜ける。嵌める時は、手で押し込むだけ。黒いのがプラピン。外す時は真中のピンを抜く。嵌める時は、この状態で装着後、真ん中を
押し込むだけ。シルバーのはコインファスナー。これで、インナーフェンダーはフリーとなり、車から剥がれる。タイヤが邪魔で少ししか隙間が
無いが、ジャッキアップしタイヤを外せば、さらに作業がしやすくなる。これが問題のM10ボルト。レンチを廻せる角度が少ないため、結構大変。
これが外れると、バンパーとフェンダーが切り離れる。今度はバンパーをボディから切り離す。外れたグリルの下に3本のトルクススクリューが
現れるので、これを外す。スクリュー類の取り外しは、これでおしまい。忘れてならないのは、フォグの配線を外すこと。コネクタにある突起を引けば簡単に抜ける。 最後に、ヘッドランプ裏に引っかかっている部分を外せば、バンパーが外れる。 これで完全にバンパーが外れた。バンパー自体は、薄いプラスチック。
その中に、黒い骨格が1本あるだけ。クラッシュ時は、潰れて衝撃を吸収するのだろう。右角はウォシャータンク、左角にはホーンとABSモジュレーターがある。
ホーンはフランス車の定番、高音1個だけだが、ダブルホーンにするスペースは十分にある。
作成者:マロンパパ