Maintenance
Battery

私の大好きなセンソドライブ、しかしモーターでギアやクラッチを駆動するため、大量の電気が必要。
定かではないが、バッテリーが弱ってくると、センソのエラーが出やすいようだ。
さらに、バッテリーは突然死ぬことが多い。なので、定期的に交換したほうがよい。

バッテリーの交換方法
バッテリーはエンジンルームの左前のカバー内にある。バッテリーの絵が描かれているので、すぐにわかるはず。カバーは前後2分割となっており、まず手前を上に引き上げるとバッテリーが顔を出す。ノーマルは40Ah程度で、バッテリースペース後方に空間がある。
ちなみに、マイナス端子に付いているのは、アーシング用のベースだ。
バッテリーを外すには、まずプラスとマイナスの端子を外すのだが、ショートを防ぐため、まずマイナス側から外す。ケーブルを固定しているM8ナットを緩めて外す。
プラス側は黒いレバーを上にあげれば工具なしで外すことができる。
端子が外れたら、向かって右にあるレバーを右に倒せば、バッテリーを上に抜くことができる。
この大きなバッテリーを納めるためにやることは、赤マルのストッパーを外すだけ。上に引っ張れば取れる。
バッテリーの固定は、ケースの両脇にある爪をバッテリーの下にあるでっぱりに引っ掛けるだけ。
バッテリーは電気の貯蔵庫。大きい器の方が使える電気量も多い。でも、大きければよいという訳ではない。器を満たすため、電気を作るオルタネータが休む暇なく働き続けてしまうから、燃費が悪くなるし、オルタネーター寿命に影響してしまう。1サイズアップ程度ならOKだろう。
輸入車用バッテリーで有名なBOSCHだと、62Ahクラスとなる。
BOSCHのシルバーバッテリーだとSL-6C、PS-IバッテリーだとPSI-6Cがここにぴったり納まる。
端子は外すときと逆で、先にプラスをつないでから、マイナスを付ける。
その時、通電性UPと腐食から守るため、カッパーグリスを塗っておく。
(右上写真の端子部の茶色いペースト状のもの)
仕上げは、若干前後方向にバッテリーが動くので、隙間に木片をはめ込んでおく。
絶対に必要という訳ではないけど、念のため。
交換頻度は、2〜3年ごとに換えておく方が安心だろう。


 


作成者:マロンパパ